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Posted by TI-DA at

2012年12月03日

ブログ移転とCD発売のお知らせのお知らせ

ご報告が遅れましたが、「ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)」はいったん活動を休止しました。その経緯については、いずれどこかでご報告したいと思います。また近いうちに形を変えて「ゆんたくの会」を始めたいと考えています。

さて、勉強会はお休みになりましたが、その勉強会を始めるきっかけになった儀間進さんのコラム「うちなーぐちフィーリング」を読んでCDにするという企画が、ついに形になりました。第1弾が完成しましたラブ

沖縄タイムスに連載されていた人気コラム、これを1話ずつたくさんの人で読もうという企画、儀間進さんに了解を得てから4年、長かったような短かったような。

今回は9人の読み手が参加、全部で17のコラムを読みました。沖縄のしばいし~の北村三郎さんや歌手(?)のシーサー玉城さん、青年座の嶋田翔平さんも参加。唯一のやまとんちゅ、M.A.P.代表の高山正樹も読んじゃいました。
 ⇒うちなーぐちフィ―リング~語てぃ遊ばなシマクトゥバ~
1話ずつダウンロードもできます。
 ⇒ダウンロードサイト「でじじ」
※ダウンロードサイトではCD未収録作品もあります。
年明けにはiTunesStoreやFeBeからも購入ができるようになるそうです。是非みなさん聞いてくださいね。
 ⇒関連記事はこちらから

なおブログ移転のお知らせですが、M.A.P.琉球舞踊教室、はいさい狛江三線教室(M.A.P.安冨祖流三線教室)、ゆんたくぬくゎい、と三つに分かれていたブログを、交流や一緒の活動が多くなってきたので、一つにまとめることにしました。そのほか沖縄関係のイベントなどの記事も、時々アップします。赤ハイビスカス

  ⇒ こちらをご覧ください  


Posted by はいさい狛江 at 14:23Comments(0)TOPICS

2011年09月30日

9月28日第39回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

大崎の崎浜さんのご主人がお亡くなりになり、お通夜がありました。

お通夜に出席された國吉さんはちょっと遅れていらっしゃいましたが、一緒に知念京子さんが見学に来てくださいました。

喜多見の勉強会に参加している人たちは、大崎のメンバーよりもかなり初心者です。
そういう人たちが、どのような勉強をするのか興味があって、ということでした。


國吉さんが思い出したように、「地震ってなんていうかわかりますか?」
ここで、日高さんが「地震のことをなえといいますよね」と。さすが博学。日高さん
國吉先生「そうです。なえなヰと変わって、ねー
と言います。じゃあ津波は?」
津波は「しがり波」というそうです。

こんなお話しをして、その後復習をゆっくりとしました。
そして最後に59ページの練習問題41をやっているうちに9時半近くなってしまい、そこで終わりにしました。

三線教室と琉球舞踊教室で勉強している「貫花(武富節、南嶽節)」の歌詞の読み方と意味の説明をお願いしました。歌詞のコピーをお渡ししたので、次回の勉強会の時に、ちょっと説明をしていただけると思います。
三線と踊りの人たちにも声をかけましょうおすまし
  

Posted by はいさい狛江 at 17:23Comments(0)活動報告

2011年09月25日

9月14日第38回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

勉強会の初めに、國吉先生が資料を配ってくださいました。
そこに書かれていたのは

「はいさい おじさん」
一、はいさい、おじさん はいさい、おじさん
  夕びぬ三合瓶小 残とんな
  残とら我んに 分きらんな
  ありあり 童 えー、童
  三合瓶ぬあたいし 我んにんかい
  残とんでぃ言んな えー、童
  あんせー おじさん
  三合瓶し 不足やみせーら
  一升瓶我んに 呉みせーみ
  ・・・・・・


そうです。喜納昌吉の「はいさい おじさん」の歌詞です。
大崎のメンバーの中から、この歌詞の意味と読み方を知りたいという方がいらしたので、國吉さんが作られたそうです。それを一足早くいただいて勉強しました。

カラオケで歌ったことはありますが、あまりに早すぎてついていけたことはありません。
5番の歌詞まで、読み方と歌の意味を教えていただきました。
ゆっくり読んでも、難しい読み方がいくつかあります。
例えば、1番の最後「呉みせーみ」は「くぃみせーみ」と読みます。「くぃ」は一音になります(このブログでは沖縄文字が打てないので2音で書いてあります)

さっそくカラオケに行って挑戦したくなりました。

後教科書に戻って、56頁


これは破裂音で「う」と「え」をほとんど同時に言うようにします。
旧字の「ゑ」は破裂しません。

破裂して発生するためには、その前に一回音を切って改めて発声するようにすると良いです。


個人的には「はいさいおじさん」の方が覚えやすいんですが。。。。。。
  

Posted by はいさい狛江 at 12:19Comments(0)活動報告

2011年08月29日

8月24日第37回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

前回、前々回とお休みだった高山さんと、前回来られなかった川岸さん、五味さんも参加されて、7名で勉強しました。

この会も復習が中心です。
あんまり進むと、前に教わったことをどんどん忘れてしまうので、少しずつ少しずつ、復習をしながら進んでくださると、少し覚えそうな気がします。

テキスト54ページ、7月13日にやったところですが、現在形と過去形の言い方の勉強。

言葉を見ていると
「○○ゆん」⇒「○○たん」
「○○さん」⇒「○○さたん」
「○○ちゅん」⇒「○○ちゃん」
という感じに変化するみたい。。。。。と、思ったら、練習問題39では例外が一杯

あ~、やっぱり一つ一つ覚えないといけないのですわ~~~

この日は挨拶の話しが出ました。
沖縄では「おはようございます」「こんにちわ」とイコールになるような言葉がありません。
挨拶をするときにはその時の相手の状況を見て「○○しているんですね」とか「どちらに行かれるんですか」というように声をかけます。
朝起きてくると「うきみそーれ」=「起きたんですね」と声をかけられます。だから「おはようございます」は「うきみそーれ」だという人もいますが、本当はそういうことではないんですね。
この「うきみそーれ」をウチナー大和口で「起きたねー」という人もいますが、直訳するとそうなるわけですね。國吉先生は、挨拶はお天気のことを言うことが多いから、天気をいう言葉を覚えておけばよいと教えてくれました。
 いー天気(わーちち)やいびーん晴れ⇒いい天気ですね
 雨降どいびーんやー雨⇒雨が降っていますねー
 雨降いびたーんやー曇り⇒雨が降っていましたねー
 暑(あち)さいびーんやー汗⇒暑いですねー

でもこれだけ覚えても、難しい言葉でお返事されたらわかりません。だから「これだけしかわかりません」という言葉も覚えておかなければなりません。

えっと~。
これはまた次回ガ-ン

map after 5 に沖縄の挨拶について書いた記事がありますので、こちらもご覧ください
 ⇒ 沖縄のあいさつ
 ⇒ 沖縄の挨拶《2》   

Posted by はいさい狛江 at 17:57Comments(0)活動報告

2011年08月29日

8月10日第36回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

この会は参加者が少なかったこともあり、テキストから離れて、今までの復習をしました。

國吉先生が日本語で単語を言い、それを沖縄語で言うとなんと言うか、という練習です。

たくさんあります ⇒ 満(まん)どーいびん
可愛らしい    ⇒ かなさん
可愛らしいです  ⇒ かなさいびーん
あぶない     ⇒ うかーさん
嬉しい      ⇒ うっさん
嬉しいです    ⇒ うっさいびーん
空腹である    ⇒ やーさん
空腹です     ⇒ やーさいびーん
汚い       ⇒ はごーさん

ひとつひとつの質問にすっと答えられない悲しさ。。。。むちかしさん。。。

ひとつ、つどいコンサートの時に覚えた言葉があります。
「三線弾ちゅん(さんしんふぃちゅん)」 
三線を弾く、という意味です。三線
これを変化させます
丁寧体 「三線弾ちゃびーん(さんしんふぃちゃびーん)」:三線を弾きます
過去形 「三線弾ちゃん(さんしんふぃちゃん)」:三線を弾いた
過去形の丁寧体 「三線弾ちゃびたん(さんしんふぃちゃびたん)」:三線を弾きました
現在進行形 「三線弾ちょーん(さんしんふぃちょーん):三線を弾いている


一生懸命勉強していたので、日高さんの差し入れのスイカ、写真を撮らないうちにすっかり食べてしまいました。
ここでもうひとつ復習です
噛でぃ無ーらん(かでぃねーらん) ⇒ 食べてしまった 
ちょっと言い方を間違えると、全然意味が違ってしまいます。
噛でー無ーらん(かでーねーらん) ⇒ 食べない 

今日のところは「噛でぃ無ーらん」が正解です  

Posted by はいさい狛江 at 16:08Comments(0)活動報告

2011年07月20日

7月13日第35回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

テキスト52頁
14.童ん達や花ぬ苗手さーに植ーたん

植ーたん=うぃーたん
「うぃー」の発音です

4の「男ー」の場合は旧字を使っています。これは破裂しないで発声します
5の「宇栄原」は沖縄文字を使っていますが、こっちは声門破裂音ですので、のどぐちを閉じ、これを破裂させるような感じで、共通語の「う」と「い」をほとんど同時に言うように発声します。

どちらかというと破裂しない「男ー」の方が発音が難しいと思います。

もうひとつ、助詞「っし」と「さーに」の使い方が出てきました。
これはどちらを使っても良いのだそうです。
例えば飢えのにある「男ー三線っし歌たん」は「男ー三線さーに歌たん」と言っても良いです。

ここで國吉先生から「んかい」についてお話しがありました。
上の「5.あんし我んねー宇栄原んかい帰たん」にもありますが、「んかい」とは「~に」という意味です。
「~に」という意味の言葉に「かい」「んかい」「なかい」という言葉がありますが、國吉先生のおじいさんはきちんと使い分けをなさっていたそうです。
「かい」=どこどこへ (例)那覇かい行ちゃん(那覇に行く)
「んかい」=誰々に (例)先生んかいぬらーりゆん(先生に怒られる)
「なかい」=何々の中に
こんなふうに使い分けられていたそうですが、今はあまり区別されていないそうです。

ではここで、久々に本日のお菓子。「江ノ電サブレ」で~す
  
タグ :っしさーに


Posted by はいさい狛江 at 10:59Comments(0)活動報告

2011年07月19日

6月22日第34回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

46頁「13.我っ達や豚ん鳥んちかなとーん」

とうとう出ました
「我」と「豚」の違いです。
「我」は破裂しない「わー」
「豚」は破裂する「わー」

破裂する「わ」を、破裂しない「わ」と区別するため、テキストではこのような文字を使っています。


これは実際に聞いてもちょっとやそっとでは区別が付きません。

むちかしさんガ-ン

 ⇒声門破裂音に関する記事(map after 5)  


Posted by はいさい狛江 at 20:41Comments(0)活動報告

2011年07月19日

5月25日第32回・6月8日第33回ゆんたくぬくゎい

5月25日の参加者は5名。
参加者が少なかったため、6月8日も同じところを復習してくださいました。

沖縄口さびら38頁「11.木ぬ葉ぬ落てぃゆん(きーぬふぁーぬうてぃゆん)」から。

「ふゎ」と「ふぃ」と「ふぇ」の発音の勉強です。
テキストにはこのように載っています。


「葉」は「ふぁー」と発音します。「ふぁ」は二音にならないよう、「ふ」と「わ」をほとんど同時に言うようにします。英語の「fa」は上前歯が下唇に接した形で発声されるから異なる発声です。
「ふぃ」と「ふぇ」も同様です。

ところで沖縄語では東西南北も読み方が違います。
「東」:あがり
「西」:いり
「南」:ふぇー
「北」:にし
他のはまだいいですが「北」が「にし」というのは非常に間違いやすいですね

練習問題30に「ひやみかすん」という言葉が出てきました。下段にある説明には=「えい」と言って力を出す」とあります。
6月4日に成城ホールで行われたチャリティー公演のタイトル「をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!」にある「ひやみかち」の動詞の形ですね。
 ⇒「をぅどぅい・うた・しまくとぅば・ひやみかち!」  


Posted by はいさい狛江 at 19:54Comments(0)活動報告

2011年07月13日

5月11日第31回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

この日は見学の方が2名いらっしゃいました。
武井鉄滋さんと玄羽哲雄さんです。
玄羽さんは沖縄のチーム琉球で勉強をしていらした方です。転勤で東京に来たときに、東京にも勉強会があることを聞いてたずねてきてくださいました。

この日の勉強は沖縄口さびら34ページ
「10.我んねー毎年2回大和んかい行ちゃびーん」

ここでまた沖縄文字が出てきます。

「く」と「え」を同時に言うように発音します。
普通に「く」と発音するものと、しっかり分けて覚えないといけません。

ところで、今日は國吉先生が古い新聞を持ってきてくださいました。

前回の勉強会の時に、昔の沖縄の女性は頭にものを載せて運んだという話しが出ました。そしてものを載せるときには「がんしなー」という縄で作った鍋敷きみたいのものを頭に載せて、その上にものを載せるというお話しでした。良く糸満の女性が取れたての魚をバーキに入れて頭に載せ、「いゅぐゎー こーみそーれー、いゅぐゎーこんちょーろー」と声をかけながら売りに来たという話です。
また、天秤棒で荷物の反対側に小さい子供を乗せて運んだりしたという話もありました。


それで、そんな写真を持ってきて見せてくださいました。
どうもここの教室は、ついついこんな感じでわき道にそれるんですが、そのおかげで貴重なものを見せていただくことができました。
ありがとうございました。

この日は勉強家の後、会費を払っておくと来ると思うので、と前半期の残り分までまとめて払ってくださった玄羽さん。せっかくだから歓迎会をしようということになって「中む食堂」に行きました。
その時の記事はこちら
 ⇒map after 5  


Posted by はいさい狛江 at 02:28Comments(0)活動報告

2011年07月03日

4月27日第30回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

「沖縄口(うちなーぐち)さびら」30ページ、「9.書物読むん(くー.すむちゆむん)」の勉強です。

ここで沖縄独特な発音が出てきます。
教科書にはこのように書いてあります。


沖縄文字で書かれているのは「く」と「ぃ」、あるいは「ぐ」と「ぃ」を一音で発声します。
見慣れない文字ですが、この字が出てくることで、注意しなければいけないことがはっきりと自覚できると思います。

例題の中にある「11.木切ゆん(きーちゆん)」ですが、これは木を切る、という意味です。
ところが沖縄語では「髪の毛」の「毛」も「きー」と発音します。
すると、「木を切る」も「毛を切る」もどちらも「きーちゆん」と発音することになります。この場合はもう、話しの前後からどちらのことを言っているのか判断するしかありません。
沖縄語の中にはいくつかこのように同じ発音をするものがあります。
ただし、髪の毛のことは普通は「からじ」といいますから、実際には「毛切る(きーちゆん)」という言い方はあまりしないのだそうです。  

Posted by はいさい狛江 at 14:34Comments(0)活動報告