10月15日、第19回喜多見で沖縄語を話す会

はいさい狛江

2010年10月20日 11:54

今日は日高さんがまだ具合が悪いとのことでお休み。
心配です。
寒くなってきましたので、皆さんもご自愛下さい。

今日は前回の復習「疑問詞をともなわない疑問文」「~み」の復習からやりました。

・書ちゅん(書く) → 書ちゅみ(書くか)
・読むん(読む) → 読むみ(読むか)

語尾の「ん」が「み」になると「~するか?」という疑問になります。
いや~冨久さんのためにやった復習ですが、おかげでだいぶ覚えたようです。復習は大切ですね!

一通り復習した後は今日の勉強「疑問詞をともなわない疑問文」「~に」の勉強です。

前回の「~み」は現在肯定に付きますが、「~に」は否定の形に付きます。

例えば「噛むん」の否定は「噛まん」です。肯定の場合は噛むんの「ん」を「み」に変えますが、否定の場合は噛まんの「ん」を「に」に変えます。
「噛むん」→「噛まん」→「噛まに」
「噛むみ」は「食べるか?」という意味ですが「噛まに」は「食べないか?」という意味になります。

そうなると答えはどうなるんでしょう?
「噛むみ」と聴かれたら食べる場合は「いー(相手が同輩か年下の場合は「うー」)」、食べない場合は「いーいーいー」(相手が同輩か年下の場合は「うーうーうー」破裂しない音)、です。
じゃあ「噛まに」と聴かれたら?

英語だったら、食べるか?でも食べないか?でも、食べるときはYes、食べないときはNoとなりますが、共通語だと食べないか?という問いに対して「いいえ、食べます」ということになります。
沖縄語も共通語と変わりません。そして「いーいーいー」の後に動詞で「噛むん」といえば、間違えることはありませんね。

ああ、ややこしい。

ではここで今日の「しーぶん(おまけ)」

最近まーす(塩)入りのちんすこーが流行っていますが、これは北谷のまーすが入っています。

「ちんすこー、噛まに」

「いーいーいー!ちんすこー噛むん!」

 ⇒第20回の記事へ

関連記事